|
2012年度、鳥取県から「企業の社会貢献活動コーディネイト検証モデル事業」を委託し、この事業（企業の社会貢献活動コーディネイト事業）はスタートしました。
まずは、６つの企業に、この事業に加わっていただくことができ、大きな成果を得ることができました。
おやじの会がこの事業を始めた背景には、以下のようなことがあります。
実績から学んだこと
賀露おやじの会が鳥取県代表を務めている「森林を守ろう！山陰ネットワーク会議」は、山陰合同銀行の社会貢献活動としてはじまったものです。この活動は、企業がボランティア団体を支援して、森林保全活動を行うというもので、全国的なモデルとなっています。
企業が社会貢献活動に向かうには、�〃弍勅圓稜�意と継続性、��経営者の指導力、�Ｌ榲�がわかりやすい、�せ毀餌Ε法璽困�高い、�ゴ覿罰阿了抉膽圓凌�野が広い、といったことが重要となります。
「森林を守ろう！山陰ネットワーク会議」でわかったことは、それぞれの企業の強みや事情を生かしながら、外部支援団体とのマッチングを図ることができれば、社会貢献活動をしやすくなり、またモデル化も可能だということです。
おやじの会のコーディネート力
おやじの会のネットワークの中では、個人や非営利団体としてのボランティア活動が活発に行われ、人のつながりも強力です。賀露おやじの会がつちかった鳥取県内のネットワークを生かすことができれば、企業と地域社会をつなぐ社会貢献活動もしやすくなるのではと考えています。
現在、ほとんどの小学校区単位で、おやじの会または類似の組織が存在すします。また各地のおやじたちの中には企業の経営者や、職員もいます。企業の社会貢献活動には経営者の理解が第一ですが、同時に職員も積極的に活動することが重要となります。おやじの会が企業の社会貢献活動（CSR)をコーディネートすることは、会社という枠の外側から働きかけ、会社の中の人たちを動かすことです。企業に働きかけるのもおやじ達で有り、動くのも個人としてのおやじ達です。つまり個人の自立した社会貢献活動が、企業組織の社会貢献活動に繋がり、その結果、また自立した社会貢献活動をする個人をうむ・・という、連鎖および相乗効果が期待され、積極的で継続的かつ多様な社会貢献活動につながるのではと思っています。
こんな社会になるといいな
賀露おやじの会が企業の社会貢献活動と連携できたら、お互いにいいことがたくさんあります。社会もよくなるに違いありません。
たとえば、
・企業にいる＜おやじ（おふくろ）予備軍＞が、子育てや地域参加へのハードルが低くなり、地域でこどもを生み育てる若者が増える！
・企業にいる＜おや（おふくろ）たち＞が、地域のおやじの会とつながって、子どもたちや地域のために、一緒に面白いことができる。地域づくりの仲間が増える！
・どちらの想いもよくわかる「おやじの会」が間に入ることで、地域に企業の認知度を、企業に地域の認知度を高めることができる。地域のための連携、地域をよくするためのアイデア・活動の幅も広がる！
などなど。
今回、この委託事業の一環で、たくさんの社長さんにお会いし、お話を聞く機会を得ました。社員を大切にし、地域社会へ深く強い想いをもっておられることに、とても感動しました。
賀露おやじの会は、これからも、企業と地域社会をつなぐ活動を広げていきたいと思っています！
|
おやじの会の想い
|
TOP
|
|
|
|
